経営学科

学科紹介
教員インタビュー

ゼミナールは自発的に考えるきっかけを作る場だと思っています。:和田 聡
学生をみていて、よく感じるのは、「偏っている」ことと「頭で考えすぎ」というところ。:福田哲也
ゼミナールは自発的に考えるきかっけを作る場だと思っています。 和田 聡(わだ・さとし)
1953年12月茨城に生まれる。中央大学大学院を経て現在、関東学院大学経済学部助教授。会計士補。担当講義は「原価計算」。趣味は映画鑑賞。

――まずはじめに、プロフィールをお聞きしてもよろしいですか?

和田:はい、私は1953年12月生まれで茨城県出身です。ちなみに歌手の小林幸子と生年月日が一緒です。(笑)

――へえ、そうなのですか。(笑) では、大学は?

和田:大学は中央大学の商学部です。大学院にもいきました。大学院には最低で5年間のところを8年間在籍しましたが、関東学院大学に就職が決まり中退しました。30歳の時ですね。

――ではなぜ大学の先生になろうと思ったのですか?

和田:ええと、大学の先生というより、サラリーマンになるのが嫌で資格を取ろうと思いました。たまたま兄弟が会計関係だったということもあって、会計の資格(会計士補)を取得しました。

――なるほど。では、ずばり聞きますが、会計の魅力は何ですか?

和田:そうですねえ、他の学問と比べてどうというような事を言うのは難しいですが、まあ言うならば実際の経済において重要な学問であり、現実と密着しているところですね。

――確かに重要ですね。それでは、少し話しを変えて授業についてお聞きしたいと思います。先生が現在教えている授業は「原価計算」ですよね。どのように授業をされているのですか

和田:私の授業は、出ていれば分かるような授業だと思います。しかし、「原価計算」には流れがあり(原価計算の特徴)、途中が抜けてしまうと分からなくなってしまうので、この授業を履修する学生はその辺に気を付けたら良いと思います。

――では、授業で工夫している所はありますか?

和田:字が汚いことに加えて、黒板に書きながら説明しても学生には分かりづらいので、なるべくプリントを使って教えています。

――確かに学生としてはプリントを使って教えてもらうというのは分かり易いですね。(笑)ではどのような学生に授業を履修してほしいですか?

和田:出欠を取らなくても授業に出る意思があるような学生が理想ですね。

――出欠は取っているのですか?

和田:取っていません。授業に出る出ないは、学生の自由だと思います。いわゆる自己管理というか自分をコントロールしてほしいですね。

――自己管理ですか。これが結構難しいんですよね。それではテストについて聞きたいと思います。テストの傾向は?

和田:授業でやったことですね。

――授業に出てればできるっていう感じですか?

和田:そうですね。

――では成績の割合はどうですか?

和田:今、セメスター制なので前期と後期で多少違いますが、だいたい「優」が30%前後ですね。単位取得者は試験を受けた学生では90%ですね。

――結構、単位取得率が高いのですね。では次にゼミナールについてお聞きします。先生が考えるゼミとは何ですか?

和田:学生が自発的に考えを作るきっかけを作る場だと思っています。自分で考えよう!ということですね。

――なるほど、先生のゼミはやっぱり会計的な事をやるのですよね。

和田:そうですね。会計を通じてですね。

――ではどのような学生にゼミに入ってほしいですか?

和田:そうですねえ、たくさん話をする学生がいいですね。

――先生自身も話が好きそうですからね(笑)

和田:まあそうですかね。(笑)

――では最後に幾つかプライベートの事をお聞きしてもよろしいですか?

和田:どうぞ。

――学生時代は特に何をしていましたか?

和田:特にはないですね。しいて言えば、簿記会計研究会というサークルで資格をとるための勉強をしていましたね。そんなところです。

――勉強ですかぁ、凄いですね。

和田:いやいや。

――では現在、趣味というか好きなことは何ですか?

和田:これといってないのですが、映画が好きですね。

――映画ですか、映画は良いですよね。(笑)私も好きで結構見ますよ。まあそれは置いといて…。あとちなみに、先生は学食でお昼を食べたりしますか?

和田:学食では食べませんね。食べないというより行くのが面倒くさいので、学校の近くにある「魚勝」で買ってきて食べますね。

――へえ、学食では食べないのですね。学食でのお勧めメニューとか聞こうと思ったのですけど。ではこれで最後の質問になるんですけど、最近の研究テーマはありますか?

和田:そうですねぇ、迷っているんですけど「包括利益計算書」ですかね。損益計算と資本直入とかそういう話です。

――・・・なんだか難しそうですね。(笑) 今日は大切なお時間をさいて頂きましてありがとうございました。

和田:いえいえ、こちらこそ。(笑)
(経済学部4年生 I )



学生をみていて、よく感じるのは、「偏っている」ことと「頭で考えすぎ」というところ。 福田哲也(ふくだ・てつや)
1969年11月滋賀県出身。立命館大学経営学部、同大学院経営学研究科を経て、現在、関東学院大学経済学部助教授。担当講義は「管理会計[CVP分析]・[キャッシュフロー](旧管理会計論)」。柔道初段(講道館)。昼食はカップラーメン(サイリウムヌードル:健康に良いらしい)1個。

――本学で、管理会計論を担当している、福田哲也先生にインタビューです。本日は、お忙しい中、お時間をとっていただいてありがとうございます。よろしくおねがいします。

福田:よろしくおねがいします。

――さっそくですが、先生の経歴から、うかがいたいと思います。先生の生まれはどちらでしょうか?

福田:1969年生まれで、滋賀県出身です。

――出身大学のほうはどこですか?

福田:立命館大学経営学部です。

――大学を卒業したのち、今にいたるまでの経歴というのは?

福田:大学卒業後、立命館の大学院に修士・博士あわせて5年間在籍したあと、本学に赴任しました。

――先生が研究しているテーマなどを教えていただけますか?

福田:原価計算です。とくにABC(活動基準原価計算)というアメリカ生まれの原価計算を中心に大学院時代から研究をすすめています。最近は会計と人とか組織とのかかわりについて関心があります。

――本学での研究や仕事以外に学校以外の活動というのはあるのでしょうか?

福田:学会や実務の方々との研究会に出席しています。実務の方々との研究会はとくに重視しています。管理会計は実務やコンサルタントが主導している側面があって、そちらの研究会でえられる刺激が研究をすすめるうえでとても重要ですから。最近はコンサルタント養成講座の講師もやらせていただいています。

――会計にまつわる分野で、活躍されている先生ですが、そもそも会計を学んだきっかけみたいなものはあったのでしょうか?

福田:学生時代に入ったサークルがきっかけです(苦笑)。当時なかがよかった友人がそのサークルにはいっていて、その流れで…というか。 それから、気がついたら、そのサークルの会長になって、関西とか全国のサークルの討論会で議論をしたりして、気がついたらこんなことに(笑)。

――全国ですか!? 規模がおおきいですね。では、大学生活は、会計学に没頭していたんですか? 大学=会計みたいな。

福田:たしかに勉強はしました。しかしそれだけではなかったですよ。思いっきり遊びもした。恋愛も。寝る間を惜しんで友人と飲みながら語りあかしたなぁ。

――では、とても充実した大学生活をおくったと言えますよね?

福田:よく「学生時代に帰りたい」とか「学生が羨ましい」ということを耳にしますが、私に関してはないですね。友人にも恵まれましたし、いろんなことに打ち込んだ4年間でした。

――理想の大学生活を送ったとおもうんですけど、今、本学の学生に充実した大学生活をおくるためのアドバイスをするならどういったことがありますか?

福田:学生をみていて、よく感じるのは、「偏っている」ことと「頭で考えすぎ」というところ。

――偏っているとは?

福田:つまりは、遊びだけ、勉強だけ、アルバイトだけ、という。だからといって時間が足りないわけでもなく、持て余しているみたい。 自分のいろんな可能性を開花させる、成長するには、すべてに取り組む必要があると思います。どれかだけ、ではダメ。大学の4年間は自分の可能性に気づく最良の時間です。

――はぁ。考えすぎとは?

福田:行動を起こすまえにいろいろ考えることは必要。でも行動を起こしたくないから、理屈をごねてる、みたいにしか見えないこともあります。「したい仕事がわからないから、就活しない」というのが典型です。私に言わせればそれは逆で、就活しながらしたい仕事を見つけるというのが実際でしょう。自分からなんでもやっていくという姿勢が必要ということでもあります。待っていても何も事は起こらないし、始まらない。

――そうですよね、とても参考になります。講義のほうのお話しをききたいのですが、先生が担当している講義はなんですか?

福田:管理会計です。

――どのような学生に受講してほしいですか?

福田:とくに起業したいという人は受講して欲しいですね。初学者の人にもどんどん来てもらいたいと思ってます。いまは3年生以上の配当ですが、会計の知識がまったく無いことを前提にしてすすめています。

――会計に知識のない人にも理解できるような工夫している点はどこですか?

福田:講義の最初2、3回は会計の基礎知識をやりますが、ほとんどの学生が会計に拒否反応を示しますから、パワーポイントを使って視覚的に理解するようにしています。講義中も練り歩きますね(笑)。あと身近な問題だということを感じてもらうために、新聞記事を配ったり、ケーススタディ(具体的な店の日常的な例)を用いたり。

――採点の基準を差し支えないようでしたら教えてください。

福田:授業概要にも載ってますが、出席1回で1点、授業での小テストの正当率×10点、そして定期試験の合計で60%以上が可です。

――ありがとうございます。では最後に先生にとって管理会計とは?

福田:・・・メシの種(笑)。


<後記>
 とてもなごやかな雰囲気でインタビューできました。学生本位で考えてくれていて、また、学生生活においての、アドバイスもとても参考になりました。福田先生、ご協力ありがとうございました。
(経済学部3年生 H&M)

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