経営学科

カリキュラム

学びの特徴

 「理論と実践の融合」がメインコンセプトです。「自らのキャリアを意識して学んでもらいたい」「そもそも理論は現実を説明するために存在する」というのがその理由です。
こうしたコンセプトを具体化するために、経営学科の教育体制は、以下の大きく4つの特徴を有しています。
 なお、これらを実現するために、教員同士の連携、教員と職員との連携、教員と燦葉会(本学OB・OG会)との連携、教員と企業との連携(横浜商工会議所、ダイヤモンド経営者倶楽部、東芝横浜事業所、横浜インポートマートなど)、教員と高校教員との連携(横浜市立みなと総合高校など)が積極的に図られています。


1. 進路別のコース制

(1)導入の経緯

 なりたい職業に就くために必要な科目群を学修するのが関東学院大学経営学科のコース制です。従来は学問分野別(経営、会計、商学、情報)にコース(当時は部門)が設定されていましたが、学生にとってはあまり親切なものではありませんでした。ある仕事をするには、当然のことながら分野横断的な知識が必要になるからです。そこで、2003年から、在学生へのアンケート調査の結果をもとにした現在のコース制が導入されました。コースの決定は2年次になります。


(2)コースの概要

 起業家になりたい人、家業を継ごうという人にお薦めの「ベンチャービジネス・コース」、エコ・ビジネス、CSRに関心のある人や公務員志望者を対象とした「ビジネス&ソサエティ・コース」(コース企画として、東芝横浜事業所での環境経営の授業が行われています。詳しくは→ 「東芝の工場見学へいきました!」)、コンピュータ関係なら「インターネットビジネス・コース」、金融資産の管理・運用・保全に必要な基礎知識を習得したり、会計士・税理士を目指す人たちのための「ファイナンス&アカウンティング・コース」、マーケティングや流通、地域商業の課題を学修する「マーケティング・コース」など、それぞれの進路にぴったりの5つのコースが設定されています。


(3)履修要件

 経営学科の専門科目は「コース共通科目」と「コース専門科目」に分かれています。「コース専門科目」は、2年次より履修可能です。
 学生は自らが選択したコースの「コース専門科目」から16単位履修することが求められます。実際のところ、2年次の4月時点での進路に関する考えが、その後、変化することもあり得るため、コースの縛りはあまり厳しくなっていません。また、他コースの科目も履修できるほか(履修制限科目を除く)、他学科(経済学科など)の科目も履修することが可能です。
 つまり、とりあえず、2年次に自分の進路を一旦定めておいた上で、その後の進路変更も可能なようにカリキュラムを定めているわけです。



2. 総合講座[キャリアを考える]の1年生全員履修

(1)科目の性格

 2年次から進路別コースを選択するためには、当然のことながら1年次から進路(キャリア)を考えていく必要があります。そこで、経営学科では1年次秋学期に登録必須(全員履修)で「総合講座[キャリアを考える]」を開設しています。
 この科目の新設に際しては、キャリアセンターと経済学部教員が何度も話し合いをしながら、授業内容や講師陣が決められました。また、本学経済学部同窓会である「燦葉会経済学部会」にも協力を要請しています。「教員−職員−卒業生」の三位一体で企画・運営されている科目です。


(2)科目の特徴

 講義形式の授業に加え、コンピテンシー模擬試験、VPI試験、自己発見シートの作成など、学生が自ら作業し授業に参加するのがこの科目の最大の特徴です。
 講義は実際に学生の就職相談・支援を行っているキャリアセンターの方に、キャリアセンターの活用方法、本学学生の就職状況等について説明を行ってもらうことから始まります。また、OB・OG(燦葉会員)に就職活動や仕事のことについて体験談を話して頂きます。さらに、女性の本格的社会進出、異性との協働・協力について考えます。そして、コース選択とキャリア教育が密接に結びついていることを考慮し、各人の適性を念頭に置いた上でコース制説明会を行います。

総合講座「キャリアを考える」




3. 理論と実践をつなぐ科目群

(1)科目群のイメージ

 専門科目は、研究者である教員が担当する科目から、実務家が担当する科目、インターンシップまで幅広く開設されています。これらの科目群のイメージは、以下の通りです。

理論(座学) 実践(実習)
「通常科目」「現代ビジネス講座」「ビジネスの現場を知る」「インターンシップ」

 これらの科目は、コース共通科目、コース専門科目に万遍なく配置されています。



(2)現代ビジネス講座

 実務家講師がビジネス社会におけるトピックスについて、わかりやすく説明します。研究者教員の講義よりも実践的ではありますが、座学中心としています。
 代表的な科目に「現代ビジネス講座[企業経営の実際]」があります。これはダイヤモンド社の関連会社が運営する「ダイヤモンド経営者倶楽部」とのタイアップにより開設された科目で、今が旬のベンチャー経営者が週替わりで登場し、実体験を熱く語るというものです。講義内容の打ち合わせは、ダイヤモンド経営者倶楽部と経営学科教員との間で、かなり密に行われています。

路上生活から社長になるまで!

(3)ビジネスの現場を知る

 インターンシップは受入人数が限定されますし、そもそも、普通の学生にとっては少し敷居が高い科目でもあることから、学内でインターンシップ体験をしてもらおうという発想のもとに開設された科目が「ビジネスの現場を知る」です。講師は、全て実務家で、いわゆる座学形式ではなく、少人数の演習、実習形式で行われるのが特徴です。
 「ビジネスの現場を知る[ITビジネスのコミュニケーション]」は、主としてインターネットビジネス・コースの学生を中心に、実際にIT企業での研修を再現するようなスタイルで授業内容が組まれています。
 また、「ビジネスの現場を知る[横浜のカスタマー・サービス]」は、横浜商工会議所との連携によって横浜市内に拠点をもつ企業の方をお招きし、自社のマーケティング戦略について実務を中心にお話しいただく科目です。この授業では、一方的に講義を聞くだけでなく、学生は課題に対するプレゼンテーションを行うなど双方向によって授業を進めていきます。自ら考えてきた戦略や提案について企業の方の前で報告し、講評していただく画期的な授業です。

横浜のカスタマーサービス


4. ビジネスプランコンペティション

 学内の「ビジネスプランコンペティション」は2003年度から始まり、昨年度までに4回ほど行われています。当初は、経営学科教員が中心となって運営していましたが、その後はビジネスプランコンペティション実行委員会の学生が運営しています。また、神奈川新聞社、テレビ神奈川、(株)横浜インポートマート、(株)YSBなどの各社に企画段階からご協力頂くとともに、当日の審査員等をお願いしています。
 経済学部、人間環境学部、工学部の学生が自主的に参加しているほか、経営学科の青木ゼミ、小山ゼミ、芳賀ゼミ、福田哲也ゼミの学生やベンチャービジネス・コースのコース専門科目である「ベンチャービジネス論」受講者が授業に一環として参加しています。
 全くの素人でも参加できるように、無料でビジネスプラン作成講座やプレゼンテーション講座を行っています。また、近年では、近隣高校にも参加を呼びかけています。




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