共通科目教室

共通科目トピックス

投稿者: ksyomu 投稿日時: 2013-3-18 17:34:20 (1355 ヒット)

経済学部の林ゼミナールは、戦争と平和の問題をテーマに勉強しており、毎年、沖縄か韓国に調査旅行に出かけています。最近は韓国のハンシン大学と交流をおこなっていますので、この数年は続けて韓国に行っています。今年は、2月12日から16日まで4泊5日で韓国に行ってきました。






     景福宮の正面        平和の碑の前で関東学院大学とハンシン大学の学生たち 

ソウルに着いた12日の夜は、おいしいカムジャタンの店で夕食を食べ、13日から、ハンシン大学の学生3人がガイド兼通訳として一緒に回ってくれました。13日はソウル市内にある、世宗路から大韓民国歴史博物館、景福宮、平和の碑を回り、民芸品店の集まるインサドンで自由時間をとり、午後からは西大門刑務所博物館を見学しました。東大門市場で夕食にサムギョプサルを食べた後は、衣類や雑貨などの店舗が集まっているビルで買物をしました。学生たちは遅くまで楽しんだようです。

14日は、オサン市にあるハンシン大学を訪問し、日本地域学科の学生8名と交流会を持ちました。ハンシン大学のプロモーションビデオを見た後、全員であいさつをおこない、学生同士はグループに分かれて、交流会をおこないました。交流会をおこなっていた部屋に、ハンシン大学の総長さんが立ち寄ってあいさつをしていただきました。
また、新築された図書館、教会、学内にある記念碑、学生寮など学内施設を見学しました。オサン市を見下ろす山の中腹にある大学であり、見晴らしがよい場所にあります。





関東学院大学とハンシン大学の学生たちの交流会

交流会の後、大学近くのレストランで昼食会をおこない、午後から一緒にナヌムの家(日本軍慰安婦にされ深刻な被害を受けた女性たちが共同で生活している家)を訪問し、ハルモニたちと交流をしました。その後、両校の学生で海鮮料理の夕食をともにしましたが、学生たちはたいへん盛り上がっていました。





ナヌムの家でハルモニのみなさんと懇談      最後の夕食の後(焼肉店の前で)

15日は、3.1独立宣言が発せられたパゴダ(タプコル)公園を見たあと、去年オープンした独島体験館を訪問しました。ここで館長さんから説明を聞きましたが、独島(竹島)についての韓国側の主張と根拠だけでなく日本側の主張も説明していただき、両方の意見や資料をよく学んで考えてほしいと相互理解を訴えておられたのが印象的でした。
午後からは、これも昨年オープンしたばかりの「女性と戦争の人権博物館」を訪問しました。この博物館は「日本軍慰安婦被害者が経験した歴史を記憶・教育し日本軍慰安婦問題を解決するために活動する空間」として、過去の戦争だけでなく、今なお世界各地で続く女性に対する戦時性暴力をなくしたいという願いを込めて開設されたものです。
しっかりと学習したあとは、南大門市場で食料品などの買物をしました。そして最後の夜なので、3日間にわたって朝早くから夜まで案内をしてくれたハンシン大学の学生たちと一緒に焼肉店へ。今回も韓国の学生たちと交流ができ、日本にはきちんと伝わっていない日韓の歴史や、韓国の人びとの思いが理解できて、有意義な旅行だったと思います。

                                                   以上
                                                   (林博史記)


投稿者: keizai 投稿日時: 2012-3-4 15:00:00 (1527 ヒット)

 林ゼミナールでは毎年、韓国か沖縄に調査旅行に行っています。今回は、3年連続で韓国に行ってきました。参加者は2年生で、2012年2月12日から17日までの6日間の旅行です。
 初日はソウルに着き、大きな骨付肉のカムジャタンなどの夕食を食べて翌日からの調査旅行に備えました。2日目、朝から貸切バスでハンシン大学を訪問し(別にこのHPで紹介しました)、午後からはハンシン大学の学生たちと一緒に、米軍基地などを回りました。

 まず住民たちの反対運動の結果、米軍実弾爆撃演習場を閉鎖させたメヒャンリを訪問、不発弾が大量に保管されている記念館(予定地)で住民の方から話を聞きました。実弾演習で亡くなった方も少なくなく、その被害の大きさは想像外でした。
 ついで、米軍がソウルやその北側にある基地を閉鎖する代わりに、住民たちを強制的に追い出して基地を拡張しているピョンテクを訪問、追い出された住民が共同で生活している場所を訪ねて、里長さんから話をうかがいました。
 その日は、温泉で有名な温陽の温泉旅館で宿泊、日本とはちょっと違った温泉を楽しみました。韓国の温泉は夜や閉まっていて、早朝に入りました。

 3日目、同じく貸切バスで天安市郊外にある独立記念館を訪問。ここは主に日本の植民地支配や戦時中の強制動員、人権抑圧、それに対する韓国人の民族独立運動などを中心に展示があります。
 独立記念館の正面の建物の前でハンシン大学の学生たちと集合写真です。

 午後からは日本軍慰安婦にさせられ、筆舌に尽しがたい被害を受けられたハルモニのみなさんが共同で生活をしているナヌムの家を訪問しました(「ハルモニ」とは韓国語でおばあさんのこと)。まずナヌムの家に併設されている歴史館を見学、女性に対する重大な人権侵害であり、日本軍文書によって日本の公的な関わりが証明されていることを示す展示、ハルモニたちの描いた絵などを見学しました。

 歴史館を見学した後、ハルモニたちが生活している建物の居間を訪問、学生たちは最初は緊張していましたが、それぞれハルモニに声をかけ懇談しました。
 あるハルモニが、日本政府がきちんと謝罪すれば日本軍慰安婦問題は解決し、日韓の若い人たちが対立することなく仲良くなれるのに、と若い世代の友好と平和のためにも早く問題を解決してほしいと話していました。
 最終日の夜の反省会でも、どうして日本のメディアは本当のことを報道しないのか、という問題が話題となり、TPPや横須賀の原子力空母の問題など活発な議論となりました。韓国に行く前はおとなしいゼミでしたが、この旅行を通じていろいろ議論ができるゼミになったようです。

 ソウルにもどってきてから、ソウルの日本大使館前に建てられた「平和の碑」も見学、穏やかな表情で被害女性たちの名誉回復を望む像です。連日、氷点下の寒い日が続くので、いろんな人たちが帽子やマフラー、靴下、毛布などをかけて暖かく見守っているのがよくわかります。別の日に行くと、赤いジャケットが着せられていました。

 ソウルでは、西大門刑務所博物館や3.1独立宣言が読み上げられたタプコル公園など日本の植民地支配に関わる場所を訪問すると同時に、駐韓米軍犯罪をなくそうと取り組んでいるNGOや日本軍慰安婦問題に取り組んでいるNGOを訪問して、学習しました。
 後者のNGOでは、日本軍慰安婦問題を早く解決して日韓の間のわだかまりをなくし東アジアを平和にしたいと考えているのに、日本のメディアはそのことを「反日」としか報道せず、韓国側の真意が日本に伝えられていないことを訴えていました。

 4日間にわたってずっと私たちの旅行に付き合ってくれたハンシン大学の学生たちとも最後にはすっかり仲良くなり、最後の晩の焼肉屋では意気投合してメルアドを交換していました。
 日本と韓国が、どちらが上に立つのでもなく、平等に友好的に付き合える時代が来ていることを感じさせる、関東学院大学とハンシン大学の学生の交流ができた旅行でした。(終)


投稿者: keizai 投稿日時: 2012-2-28 13:50:37 (1133 ヒット)

 ゼミナールで韓国調査旅行に行った際、2012年2月13日(月)に韓国のオサン市にあるハンシン大学を訪問しました。
 ハンシン大学は、ソウルの南、車で1時間、電車では1時間半ほどのオサン市にあります。オサン市街を見下ろす山の中腹にある大学で、見晴らしがよい場所にあります。1940年にソウルで創設され、そのキャンパスには一部大学院があるということです。学生数4500人ほどで、関東学院大学と同じくキリスト教の大学です(プロテスタントの長老派)。
 林ゼミナールでは最近は毎年、韓国にゼミ調査旅行をおこなっていますが、いつもハンシン大学の学生さんに通訳兼ガイドで一緒に周ってもらっており、その縁があって今回は、ハンシン大学を訪問しました。ソウルの宿にハンシン大学の学生さん2人が迎えに来ていただき、バスでハンシン大学に行きました。大学の正門には「関東学院大学のご訪問を歓迎いたします」との横断幕が掲げられていました。
 私たちを受け入れていただいたのは、新しく再編されたグローバル協力学部Global Cooperation Collegeです。この中に、日本地域学科、中国地域学科、e-business学科などがあります。日本地域学科では1年生から日本語を毎日びっしりと学習し、交流会はすべて日本語でおこなわれました。

 関東学院大学から訪問したのは、林ゼミの教員とゼミの2年生7名です。ハンシン大学のグローバル協力学部の先生方や日本地域学科の学生6名が迎えてくれました。交流会では、ハンシン大学の紹介ビデオを見た後、グローバル協力学部長や教務部長、日本地域学科の先生たちから歓迎のあいさつを受け、これからも交流していきましょうと約束しました。

 その後、学内施設を見学しました。図書館、博物館、チャペル、学内にある記念碑(軍事政権下で民主化運動に貢献した方の碑など)などです。
 ハンシン大学の史学科は、周辺地域の遺跡の発掘で有名で、主に百済時代から統一新羅時代の遺跡の発掘調査をおこなっており、そこで出土したものが展示されている大学博物館があります。

 チャペルは高台の上にあり、オサン市街を見渡せる絶好の場所に建っている、独特の建物です。

 学内を見学した後、大学近くの食堂で昼食会をおこないました。韓国式の定食(肉魚野菜など10品以上が出る、日本ではまず食べられないコース料理です)を食べ、おみやげにハンシン大学のボールペンなどグッズをいただきました。

 昼食後は、両校の学生合同で、オサン周辺の米軍基地ならびにその跡地を訪問し、関係する住民へのインタビューをおこないました。
 林ゼミの韓国調査旅行については、また別に報告します。


投稿者: ksyomu 投稿日時: 2011-6-22 15:00:00 (1470 ヒット)

6月19日(日)の午後、幸い雨は降らなかったのですが、蒸し暑くなりました。戦争と平和について学習している林ゼミの毎年恒例の靖国神社見学会です。今回は3年生だけです。集合は、靖国神社の大鳥居の前。
 







境内を見学します。第二鳥居のそばで記念写真。








さらに神門をくぐり、拝殿へ。この後、靖国神社の博物館である遊就館を見学しました。館内は撮影できないため、写真はありませんが、全員に課題を出していたので、熱心に調べてメモしていました。

靖国神社の次に、近くの千鳥ケ淵戦没者墓苑へ。ここは先の大戦において海外で亡くなった方たちの遺骨を埋葬しているところです。国が作った無宗教の施設で、戦争を美化していないし、また特定のイデオロギーを主張していない場所です。武道館とはお堀をはさんで隣にあります。








千鳥ケ淵戦没者墓苑の中です。奥には第二納骨堂が見えます。








最後に九段下駅のそばにある「しょうけい館(戦傷病者史料館)」に行きました。学芸員の方に説明をしていただきました。ここは厚生労働省の施設ですが、戦争による負傷などにより傷害を負った人たちのことを扱った史料館で、戦争はかっこいいとか、英雄だ、などとはとても言えない戦争の実態がよくわかる記念館です。








以上、4時間で三か所を回る駆け足の見学会でした。こうした学習の成果は、夏休みに八ヶ岳の麓でおこなうゼミ合宿でまとめる予定です。
                                               以上


投稿者: kyotsu 投稿日時: 2011-3-4 17:10:17 (2317 ヒット)

経済学部林博史ゼミナール 韓国調査旅行


 経済学部の林ゼミナールは、「国際社会のなかの日本−戦争のない世界をどう作るのか」 というテーマで学習をおこなっていますが、 専門ゼミの2年生たちは毎年、 年度末に調査旅行にでかけています。 今年度は昨年に引き続き、 韓国に2月20日から25日まで行ってきました。
 日本の植民地支配時代のことから米軍基地問題など現在の問題まで、 過去から現在にいたるまでの朝鮮半島における戦争と平和についての学習が基本テーマです。

ソウルでの初日は、 まず景福宮・光化門前の大通りからスタディ・ツアーを始めます。 ハングルを作った世宗
 大王の像の前の地面に、1年ごとに
 韓国の歴史を刻んだプレートがはめ
 込まれています。 朝鮮王朝が創設さ
 れた1392年から2008年までプレート
 があります。
  今回のツアーには、 日本語を勉強
 しているハンシン大学の学生さんたち
 がずっと私たちに付いて案内してくれ
 ました。 日本の敗戦、 韓国の側から
 言えば、 過酷な支配から解放され光
 がもどったことを意味する 「光復」
 の年のプレートを見ながら説明しても
 らっているところです。



ソウルの中心部にあるタプコル公園(日本ではパゴダ公園の呼び方の方が知られています)にも行きました。
 ここは、1919年3月1日に独立宣言が読み
 上げられ、3.1運動の発祥となった場所で
 す。 この公園のなかには、 3.1運動のさ
 まざまな状況を描いたレリーフが10枚あ
 ります。 そのレリーフの解説の日本語訳
 を見ながら見学しました。
  この公園の隣が、 仁寺洞 (インサドン)
 という有名な民芸品などみやげ物のショ
 ッピング街で、 学習の後はそこでショッピ
 ングです。
 




 ソウルの独立公園の中にある西大門刑務歴史物館にも行きました。 ここは日本の植民地時代に作られた刑務所で、 1987年まで実際の刑務所として使われました。 建物の多くはなくなっていますが、 残っている一
 部の建物を使って博物館になっ
 ています。 中央棟はリニューア
 ルされ昨秋にオープンしたばか
 りでした。
  以前は、 日本の植民地時代
 に独立運動家たちを投獄し、 残
 忍な拷問をおこない、 多くの
 人々がここで亡くなった展示だけ
 でしたが、 リニューアルされて、
 韓国建国後、 軍事独裁政権の
 下での民主化のためにたたかっ
 た人たちへの人権弾圧に関する
 展示が加わりました。


 そういう点で、 この博物館は、 民族独立だけではなく、 自由と民主主義の博物館としての性格を持つようになったと言えるでしょう。
 この写真は、 獄舎の中で博物館の日本語ガイドの方の説明を受けているところです。 このガイドさんは定年退職後に日本語を生かしてボランティアとしてここでガイドをしているということで、 過去にあった歴史の事実をしっかり知ってもらい、 二度とこういうことがないように韓国と日本の将来のために生かしてほしいということをおっしゃっていました。

 ソウルから車で1時間あまりの所にある、「ナヌムの家」も訪問しました。「ナヌムの家」は、 日本軍慰安婦に
 させられ、 大変な苦しみを味合わされた元慰安婦
 の方々 (韓国では “おばあさん” という親しみをこ
 めて “ハルモニ” と呼んでいます) が共同で生活
 をしているところです。
  共同生活をしている生活棟と、 その隣に歴史展
 示をしている歴史館があり、 まず歴史館を見学し
 てから、 生活棟を訪問し、 ハルモニのみなさんに
 あいさつし、 交流しました。 ちょうど居間に3人ほ
 どのハルモニがくつろいでいましたので、 学生たち
 は別れて、 それぞれのハルモニと話をしました。






 天安(チョナン)市の郊外にある独立記念館にも行きました。 独立記念館は広大な敷地にある施設で、 展示
 館が7つもあります。 1987年に建設さ
 れましたが、 近年、 展示のリニューア
 ルが進められ、 昨年でほぼ一通りの
 リニューアルが終わったようです。 そ
 の正面にある 「キョレ(同胞)の家」
 の前での林ゼミの集合写真です。



 日本軍慰安婦問題に取り組んでいるN
 GOや米軍基地問題に取り組んでいる
 NGOの事務所も訪問し、 話をうかが
 いました。
 韓国でも米軍基地問題は深刻な問題で、 見せていただいたビデオは大変衝撃的でした。 残念ながら米軍基地の現地調査はできませんでしたが、 次回はそうした現場も訪問してみたいと思っています。
 今年は、 予想外の暖かさで、 快適な旅ができました。 ハンシン大学の学生さんたちには、 付きっきりで案内をしていただき、 交流も深めることができました。 最後の夜の焼き肉屋さんでは、 学生たちのテーブルは大いに盛り上がっていました。
 ゼミでは、 韓国か沖縄か、 あるいは別のアジアの国も候補に入れて、 ゼミ生たちで訪問地を決めています。 来年度の旅行先を決めるのは、 新しいゼミ生たちです。

<End>


投稿者: kyotsu 投稿日時: 2010-11-14 17:45:37 (1437 ヒット)

経済学部林博史ゼミナール
第5福竜丸展示館と東京大空襲・戦災資料センター見学

 林ゼミナールは、「国際社会の中の日本―戦争のない世界をどう作るのか」をテーマに学習しています。研究室での文献を使った学習以外に、大学の外に出て、さまざまな場所を訪ねたり、話をきいています。
 11月初めの快晴の休日、2年生のゼミで東京都江東区にある第5福竜丸展示館と東京大空襲・戦災資料センターを訪問しました。 



まずJR新木場駅に集合して、夢の島公園の一角にある第5福竜丸展示館を訪問しました。ボランティア・ガイドの方からビキニ環礁でのアメリカによる水爆実験で被曝した第5福竜丸が建造された経緯、マグロ船とはどういうものか、そして被曝した状況とその後の経過について説明していただき、その後、館内を見学しました。



この写真の左側に写っている木の壁のようなものが保存されている第5福竜丸です。ビキニ環礁やエニウェトク環礁などでの度重なるアメリカによる核実験によって、第5福竜丸の乗組員にとどまらず、地元の島民たちも深刻な被害を受けたことを示す展示が並んでいます。ゼミ生たちも熱心に見ています。ビキニ環礁が2010年7月に世界遺産に登録されたこともあって、特別展が開催されていました。
 この後、同じ江東区にある東京大空襲・戦災資料センターに行きました。言うまでもなく、1945年3月10日にアメリカ軍によって一夜にして10万人の市民が殺された東京大空襲の記念館です。残念なことに国も東京都もきちんとした調査研究も、市民に伝えるための記念館も作ろうとしないために、市民からの募金によって市民の手で2002年に開館、運営されています。このセンターは展示だけでなく、空襲に関する調査研究も活発におこなっています。



 ここでは、ビデオを見てからセンターのスタッフの方の説明をうけ、その後、2階と3階にある展示を見ました。ゼミ生たちが見ているのは(一人が触っていますが)焼夷弾の模型です。これは収束焼夷弾といって、空中で外殻が外れて38本の焼夷弾がばらまかれて、火災を引き起こすものです。このセンターでは、東京大空襲だけでなく、アメリカ軍による日本のほかの都市への空襲や、日本軍が中国の重慶などに対して民間人を対象におこなった無差別空襲も展示されています。
 今回、見学したのはいずれもアメリカ軍による空襲・核実験による被害ですが、そうした被害は過去のものではなく、今なお続いていることを感じることができたのではないかと思います。


投稿者: kyotsu 投稿日時: 2010-4-28 12:46:48 (1940 ヒット)

経済学部林博史ゼミナール
韓国スタディ・ツアー(その2 ソウル郊外編)


ソウル市内だけでなく、ソウルから南に車で2時間ほどのところにある独立記念館も訪問しました。私たちが訪問する直前の3月1日、この日は3.1独立運動の記念日で、韓国は祝日になっていますが、ここで大統領も出席して大きな式典が開かれたので、たくさんの韓国の国旗がはためいていました。この資料館では、日本が朝鮮を侵略し植民地にしたことによって、朝鮮の人々が受けた苦しみと悲しみ、そしてそれに対する怒りとたたかいがひしひしと伝わってきます。


独立記念館の正面



ソウルから車で2時間ほどの慶山にある「ナヌムの家」を訪問しました。ここは、日本軍によって「慰安婦」にされたハルモニたち(韓国ではおばあさんのことを敬意を表してハルモニと言います)が共同で生活しているところです。生活の場の横に歴史館があり、日本軍「慰安婦」にされたハルモニの苦難の実態とその後の様子が展示されています。


ナヌムの家歴史館の入口で、日本から来たほかの人たちと一緒に日本語での説明を聞く学生たち



韓国では毎日いろいろな料理を食べました。サムギョッサル(豚バラ肉の焼肉)やアヒルの焼肉、サムゲタン(にわとり一匹をまるまる煮込んだスープ料理)、タッカルビ(鶏肉の辛い炒め物、最後にご飯を入れてチャーハンにする)、カルグクス(あっさりとしたうどん)など、本場の味を楽しみました。辛いのがダメな人にはややきつかったかもしれませんが、サムゲタンやうどんなどあっさりしたものもいろいろあるので大丈夫でしょう。


ナヌムの家のハルモニやスタッフのみなさんと一緒の夕食会の様子(アヒルの焼肉)




今回の調査旅行では韓国の大学の日本学科で勉強している韓国の学生3人が案内兼通訳としてずっと一緒にまわってくれました。日韓交流ができて楽しく、かつ有意義な旅行だったと思います。




投稿者: kyotsu 投稿日時: 2010-4-28 12:36:32 (1997 ヒット)

経済学部林博史ゼミナール
韓国スタディ・ツアー(その1 ソウル市内編)

林ゼミナールは、「国際社会の中の日本―戦争のない世界をどう作るのか」をテーマに学習をおこなっています。研究室での学習以外に、大学の外に出て、さまざまな現場を訪ねたり、話を聞きに行っています。2年生の専門ゼミでは年度末に沖縄か韓国にスタディ・ツアーに行っています。今回はゼミ生の希望により韓国になりました。
今回は2010年3月はじめに4泊5日で韓国に行きました。ソウルの韓国式旅館に泊まって、ソウル市内と郊外を回りました。初日は、ソウルの中心部にある景福宮から。


景福宮の正面にある興禮門



景福宮の奥には乾清宮があります。ここは1895年に日清戦争が終わった後、明成皇后が宮殿に押入った日本軍によって殺された場所です。中国語と韓国語のガイドさんはこの事件についてきちんと説明していましたが、日本語のガイドではこの場所には案内されず、この事件にも触れませんでした。ガイドさんにどうしてか、と尋ねたところ「日本の方はこの事件についてご存知ないですし…」と言葉を濁していましたが、私たちは歴史を勉強しにきたのでぜひ知りたいと言うと、ここに案内してくれました。
 たとえて言えば、外国の軍隊が警備員を殺して皇居に侵入してきて、皇后を斬り殺し、さらに油をかけて燃やしたという事件です。韓国では有名な話ですが、日本人が知らないというのはどうしたものでしょうか。


乾清宮


ソウル市内にある西大門刑務所博物館も訪問しました。ここは、刑務所の後を博物館にした所で、日本の植民地時代に独立を求めた人々が捕まり、どのような扱いを受けたかがよくわかります。残念ながら現在、展示の改修をしていて本館に入ることができませんでした。


西大門刑務所博物館で、日本語のガイドの説明を受ける日本からの訪問者と学生たち。





ソウルにあるNGO挺身隊問題対策協議会では、NGOのスタッフや韓国の大学の研究者らと合同で学習会をおこないました。講師はゼミの林教授です。テーマは「日本軍“慰安婦”に関する新しい資料について」。ゼミ生たちは手前にすわっています。


投稿者: kyotsu 投稿日時: 2010-3-31 9:33:00 (1589 ヒット)

伊藤ゼミ2009年度卒論報告会とゼミ合宿

伊藤ゼミでは、4年生による卒論報告会を行いました。2年半もの長きにわたるゼミ活動のなかでゼミ生たちが苦心して書き上げた卒業論文の報告です。


でもその前には卒論の最後の仕上げ。なんと自主的に研究室に集まって自分を追い込む者が多数出現。もう完成済みの人はプレゼン用資料を作成中。さて、まだ卒論終わってない人は誰でしょう。











4年生たちが各自で苦心して仕上げた卒業論文はとーっても長いんです。が、時間の限られた報告会ですから、プレゼンテーション用のソフトで短くまとめ、さらには短い時間の中で話さなければなりません。でも一生懸命考えたことが伝わらなければ意味がない。このジレンマ、これから生かせるかな。
みんな堂々としたプレゼン報告をしてくれました。

各卒論のタイトルはゼミHPの卒業論文で確認してみてください。












報告会が終わったらもちろん打ち上げ。
3年生がビンゴ大会で盛りあげてくれました。みなさんお疲れ様。

一方、2年生は卒論への本格的な取り組みに備えてゼミ合宿をおこないました。
今回の合宿は何を研究対象にするかそのテーマを決めていくことが目的












それと、ゼミは参加者同士のつながりと協力関係ですから、交流を深めることももちろん大切。あの、写真は遊んでるとこしかないんですが、勉強時間もしっかり取ってますから。各自がいろんなテーマを報告してくれましたが、すんなり決まる者もいれば、かんばしくない者もいて、この時点ではちょっと不安。
さて、2年後には今回の4年生のように成長しているでしょうか。

最後までがんばりましょー。


投稿者: kyotsu 投稿日時: 2009-12-15 11:06:33 (2569 ヒット)

経済学部林博史ゼミナール
靖国神社・しょうけい館(戦傷病者史料館)見学ツアー

 林ゼミナールは、「国際社会の中の日本―戦争のない世界をどう作るのか」をテーマに学習をおこなっています。研究室での学習以外に、大学の外に出て、さまざまな現場を訪ねたり、話を聞きに行っています。
 毎年秋には、靖国神社とその付属施設である遊就館、ならびにその近くにある「しょうけい館(戦傷病者史料館)」を訪問しています。靖国神社は海外ではWar Shrineとして有名ですが、実際に行ったことのない学生も多いので、「百聞は一見にしかず」、ゼミで訪問しています。まずは大鳥居前に集合して、ツアー開始です。















 今回は、11月の日曜日に行きましたが、快晴で暖かい日となり紅葉もあって、絶好の日となりました。靖国神社の境内のいくつかのポイントを回りました。2枚目の写真は、神門前です。ともかく境内のあちこちに駐車場が多いのが印象的です。この後、靖国神社の博物館である遊就館を見学。中は撮影できないので、写真はありません。

















 この博物館は、日本の近代史を中心に展示されていますが、展示されていることよりも、何が展示されていないのか、語られていないのは何か、という問題意識で見ていくと非常におもしろい博物館です。また日本語と英語の展示の説明文の違いを見ていくと、おもしろい発見もあります。
 靖国神社の後は、九段下駅のすぐ近くにある「しょうけい館(戦傷病者史料館)」を訪問しました。ここはあまり知られていないところですが、国の経費によって建設されたもので、名前のように戦傷病者についての展示があるところです。


 戦争で心身が傷ついた人たちについての展示ですが、遊就館とは正反対で、特に何かを主張している展示ではありません。恩賜(皇室から与えられたという意味)の義眼、恩賜の義足、義手などを見ていると、そんなものはいらないから元の身体を返してくれという叫びが聞こえてくるようです。遊就館では、戦争の実相は何も伝わってこないのですが、このしょうけい館は、一人ひとりの市民にとって戦争とはどういうものかが、よく伝わってくる史料館です。ですから靖国神社に行ったあとに、このしょうけい館にも必ず訪問するようにしています。
 ゼミでは、毎年12月には、実際に日本軍の残虐行為を受けたアジアの方から話を伺う場を持っています。また年度末には沖縄か韓国にゼミのスタディ・ツアーをおこないます。今年度は韓国に行く予定です。その報告も機会を見て、おこないたいと思います。 


投稿者: kyotsu 投稿日時: 2009-7-31 8:58:00 (1533 ヒット)

09細谷ゼミ 真夏の合宿 @熱海

 例年のように、夏合宿を、3年生と4年生と連続して1泊ずつでおこないます。場所は、海まで10メートルのマンション型ホテル。
去年は9月でクラゲも出ていて泳げなかったのですが、今年は、8月初めなので海水浴客も多そう。
 3年生は夏明けからの就職活動に向けて準備です。まず、シューカツの段取りを確認し、仕事をすることのモチベーションを再吟味します。次に、各人の自己アピール・プレゼンの練習、そしてそれに基づいて1年間のゼミの中でお互いに理解しあった各人の長所・短所や癖についての遠慮のない相互指摘。これがけっこう役に立ちます。自分で考える自分イメージよりも、他のゼミメンバーの目に映っているイメージの方が、たぶん客観的な評価であり、採用担当者の目に映るイメージに近いことは確実だからです。
 4年生は、今年はシューカツに苦労していますが、少しブレイク。卒業論文の構想発表をおこないます。
その後は 温泉三昧です。夕食は、熱海の町に出て軽く飲みながら。


投稿者: kyotsu 投稿日時: 2009-7-31 6:22:00 (1290 ヒット)

共通科目の担当者(と元担当者)の5人で本を出しました。
去年の秋・冬にメディア・センターでおこなった連続講義です。

経済学部には、「平和研究」というユニークな講義と、「ジェンダー論」「セクシュアリティ論」「性の健康学」「家族論」などいくつかのジェンダー関連の授業がありますが、それらが統合された連続講義です。
専門的な内容を、日常的な口調で話したもので、とても読みやすい本だと思います。
ぜひ、ご覧ください。

『連続講義 暴力とジェンダー』
林博史・中村桃子・細谷実・編著
【目次から】
講義1 アキハバラ事件と男の暴力(講師・細谷実)
講義2 視覚メディアと性暴力的表現(講師・西山千恵子)
講義3 戦争と「女ことば」(講師・中村桃子)
講義4 人身取引される女性たち(講師・三木恵美子)
講義5 日本軍「慰安婦」制度と米軍の性暴力(講師・林 博史)
四六判並製、240頁
定価 2200円+税(税込2,310円) 白澤社・発行(現代書館・発売)


投稿者: kyotsu 投稿日時: 2009-6-5 22:06:00 (1547 ヒット)

新任教員紹介 橋本健広 (英語)
担当科目変更 細谷早里 (英語から教育学へ)
詳しくは【教員紹介】をご覧下さい。


投稿者: univ 投稿日時: 2008-7-4 14:30:40 (2203 ヒット)

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